短編小説(3) 「ある踊り子の思い出」

俺が42,3歳の頃だったと思う。取引先のAさんが、ある日、赤坂ではトップクラスのクラブ、「ナイト&デイ」に接待してくれた。当時接待なれしていた俺でも初めてゆくクラブだった。クラブと言ってもナイトクラブではないのでしょっち…

正義感と「和」の文化

アメリカ人というのは、どうも正義感の強い民族ではないかというのが私の考えです。この私の考えに反対する人もいるでしょうが、その方は最後までこの文章を読んでみてください。1960年代のアメリカは黒人の公民権運動が盛り上がった…