Archive for 11月, 2012

石破幹事長は邪魔だ!



私は党員活動というものは何もしていませんが、自民党党員です。今度の党総裁選挙では、私は当然安倍氏に投票した。私が一番驚いたのは、党員による選挙で一番票を集めたのが石破茂だったことです。私は愕然とした。一体党員は、石破の歴史観を知っているのかと言いたい。あの小泉新次郎氏まで石破に投票しているではないか。石破は防衛庁長官までやっているからまともな歴史観を持っているのかと言えば、そうではない。完全な自虐史観で福島瑞穂とまったく同じなのだ。石破は私の事などとっくの間に忘れているでしょうが、私には石破に軽蔑感を感じた想い出がある。確か5、6年ぐらい前だったと思う。私の初のテレビ出演のとき石破もゲストで参加していたからです。ある日、日本テレビのディレクターから電話があり、当時毎週金曜日の夜八時に放映していた「太田総理」に出演しませんかとの誘いだった。私はそれまでその番組を見たことなかった。そのディレクターになぜ私の名前を知っているのかと問えば、私の本、前々回のブログ紹介した「原爆投下正当化のアメリカと従軍慰安婦の謝罪の日本」を見ての連絡ですと言うではないか。瞬間、私は自分の本が宣伝になると思いこみ咄嗟にテレビ出演を承諾した。

日本テレビのディレクイターからの電話後、初めてその番組「太田総理」を見たが、自分の本の宣伝にはならないことがわかった。私のような年配者は、この番組はあまり見ておらず、若い人はけっこうみていることがわかった。この番組を見たことのない人に簡単に説明すると、番組「太田総理」は、漫才(爆笑問題)コンビの太田が、総理役をやり、一つの政策提言をする。その政策をめぐって賛成派、反対派が論戦をかわし、番組の最終に聴視者の意見をも反映して、賛成論が勝ったか、反対論が勝ったか決める番組です。私がこの番組を見たのは、私が出演する前の番組だけなので、誰が番組出演の常連者で、誰が数回出演しているのか皆目わかりませんでした。番組の当日になって私と一人の外国人が初めての出演ということがわかりました。

私が出演した日の政策提言は、「アメリカ政府に原爆被害者の賠償金を請求する」で、この政策をめぐって賛成者と反対者が討論をかわすことでした。番組の収録前に賛成者と反対者を明確にわけるためあらかじめ出演者に意見を聞きます。当然私は賛成です。収録は二時間ほど行われ、それを一時間ほどにつめて公開されるのです。収録の当日、待合室で私は、石破の顔を見た。司会をはさんで賛成者と反対者両側にならんだ。全員で16.7名、20名にはならなかったと思います。しかし政策提言の内容から言って賛成者の数の方が多かった。賛成者側には、私の他に「太田総理」役の太田、私の隣に金美麗さんが座っていたし、その近くに島倉千代子がいた。その他にジャリタレと野党の政治家数人。反対側には、石場のほかに何人か政治家がいたし。当然反対と思われるケント・ギルバートなど三人ぐらい外人もいた。無論ジャリタレもいた。

収録が開始された。収録中に一番イライラしたのは、私がいくら手をあげても司会者が指してくれないことです。私と同じ初出場の外国人も全然さされなかった。手も挙げても指されず、逆に突然私にむかって質問され、それに答えていた数十秒間が私の顔を含めた上半身がテレビ画面全体に現れました。テレビ画面の全面アップはこれだけ、あとは私の後ろ姿や横顔、あるいは手をあげている姿ばかりでした。番組参加者の意見が、主役にあたる石破や太田に集中しがち、手をあげても簡単にさしてくれない、出場者に不満がたまる収録のため、収録の雰囲気が荒れてきた。人の意見の時に横槍を入れたり、やじることさえあった。なんとかケビンとかいう外人が特に生意気で、人の意見にすぐに横槍をいれたり、茶化したりする。ある瞬間、人が意見を述べている最中にその人の揚げ足をとるように「日本の恥の文化は最低だ」などと発言した。私はその言葉に反射的に「日本文化の悪口を日本人を前にして言うな。日本人のいないとこで言え」とどなりあげた。

こんなように収録が少し荒れた時に石破が例のように落ち着いて噛んで含んだように自分の自虐史観を皆に披露したのだ。私は聞いていてびっくりした。元防衛庁長官ともあろう人がこの自虐史観とは何だ。私の考えに同調するような意見なら、あの落ち着いて噛んで含んだような話なら別に怒りはわきませんが、逆に自虐史観だからかえって腹が立つ。私は石破に毒づいた。「石破さん、この自虐史観は何ですか。元防衛庁長官ともあろう人がこのような自虐史観を持っているから、日本はダメなのだ。もっと歴史を勉強してください」。番組の公開日には、私の外人や石破とのやりとりは、公開されなかった。収録が終わって部屋を出る時、石破は私の前を歩いていた。「石破さん、あれでは歴史観が幼稚すぎます。もっと歴史を勉強してください」と他の人にも聞こえる声で言ってやった。石破は、後ろをふり向いて私を見た。見たのか、睨んだのか私にはわからなかったが、石破は、すぐに顔を前にもどして歩いていった。石破にはこんな思い出があるのです。

石破がどんな自虐史観を語ったがうろ覚えで覚えていません。記録に残っている彼の自虐史観の一端をお見せしましょう。ウイキペディアにはこう書いてあります。
「中国共産党系の新聞『世界新聞報』(2008年1月29日)に掲載された石破防衛大臣の発言」
〇 私は防衛庁長官時代にも靖国神社を参拝したことがない。第二次大戦の時に日本の戦
  争指導者たちは、何も知らない国民を戦線に駆り出し、間違った戦争をした。だから 
  私は靖国神社に参拝しない。あの戦争は間違いだ、多くの国民は被害者だ。
〇 日本には南京大虐殺を否定する人がいる。三十万人も殺されていないから南京大虐殺 
  そのものが存在しないという。何人死んだとか大虐殺があったとかは別問題だ。
〇 日本には慰安婦についていろいろな見解があるが、日本軍が関与していたことは間違
  いない。
〇 日本人が大東亜共栄圏の建設を主張したことは、侵略戦争に対する一種の詭弁だ。
〇 (中国は日本に対する脅威であるから対中防衛を強化せよという人たちは)何の分析
  もしないで、中国は日本に対する脅威だと騒いでいる。
〇 日本は中国に謝罪すべきだ。」

この記事を利用して渡部昇一氏は、2008年の6月号の月刊誌、「Will」に「石破防衛大臣の国賊行為を叱る」と題して一文を載せています。
「中国共産党系の新聞「世界新聞報」(一月二十九日)に駐日記者が石破大臣の執務室でインタビューした内容が掲載されており、これは写真と共に世界中に配信されたという。石破大臣の発言は次の通り」と書いてあり、その内容は、先にあげたウイキペディアの記事と全く同じ。その後にこう書いています。
「これは社民党の福島瑞穂の発言ではない。まさに朝日新聞顔負けではないか。現役大臣の発言として信じがたいので月刊誌「Will」も編集部が石破事務所に真偽を訪ねた。その解答は『インタビューは一月二十四日にあったもの。内容は先方がまとめたもので、事実に則してないというほどではないが、事実そのままではない。その部分については特別対処はしていない』とまったく悪びれていないので驚愕したとある。
事実そのままでないところあるというが、抗議する積もりがないならば全面認めたことと同じである。実際ほとんど同じことを言ったのではなかろうか。」

このあまりにも幼稚、単純な自虐史観はどこからきているのかと言えば、私は、石破がキリスト教信者(プロテスタント)であることが非常に影響していると思います。石破は自分の母親の家系が曽祖父の時代からキリスト教信者なのです。幼稚園の時からミッションスクールに通い、18歳の時に彼は洗礼を受けています。日本基督教団(プロテスタント系)は1967年、「わたしどもの祖国が罪を犯した時、わたくしどもの教会もまたその罪に陥りました。わたしどもは「見張り」の使命をないがしろにした」と懺悔する「第二次大戦下における日本基督教団の責任についての告白」を公表しています。(正論、2012,12月号)

日本キリスト教協議会(カソリック系)は、1995年の戦後50年目に議長声明で「日本の戦争責任と戦争責任に関する日本キリスト協議会声明を発表し、「日本におけるキリスト教会から国会への要望書」を提出した。さらに多くの教会が過去の植民地支配と戦争について罪と責任があることを告白しています。(正論、2012,12月号)
2011年3月10日付けの産経新聞では、菅直人首相(当時)と長年行動をともにしてきた民主党の土肥隆一衆議院議員(兵庫三区)が、日本政府に対し竹島の領有権を放棄するよう訴える韓国側との共同宣言に署名していたことを報じている。共同宣言は日韓のキリスト教議員連盟間によるもので、土肥議員はその日本側会長で牧師でもある。

日本のキリスト教信者は、確かに少ない。しかし彼らの宗教観にもとづく自虐史観で、その歴史観がかわることがほとんどない。強力な反日グループであり、外国のキリスト教信者と結び付きやすいし、海外から反日活動の資金も得やすい。まさに日本の敵と言っても過言ではない。自民党総裁選に石破に投票した自民党員は、石破は自虐史観の持ち主であり、キリスト信者ということを知っていて投票しているのでしょうか。もし知っていて投票している人がいれば、いますぐに自民党を出ていけと言いたい。もし知らないで投票していたら、もっと勉強しろと言いたい。自民党の政治家は、政権に直結する党です。現在の自民党政治家にとって一番大事なのは正しい歴史認識を持っているかどうかなのです。櫻井よし子は、「21世紀は、『歴史力』、『歴史解釈力』が、国家の命運を左右する時代」と主張しています(日本人よ、『歴史力』を磨け)。私も全く同感です。党員でなく一般の人でさえ、石破が自虐史観であることを知っている人さえいます。党員の一人一人に歴史認識の重要性が理解されていないから石破みたいな人間を総裁選に投票することになる。

石破が自虐史観の持ち主でキリスト教信者だから信頼できない面が強いが、もう一つ信頼性にかける面があるのです。1993年石破は、一度自民党を離党しています。新党未来に入党、自由改革連合、新生党、新進党と渡りあるいて1997年に自民党に復党しています。もう自民党じゃもう芽が出ないと思ったのでしょう。離党し党を転転とし、やっぱり自民党じゃなければダメかと自民党にもどってきたことは間違いない。私は自分の本にも書きましたが、日本人は変節者に実に寛大です。だから日本にはブレまくる人間が多く出る原因の一つにもなっているのです。

この4年間の離党という空白があるため、石破は派閥での強力な地盤も築けず、自民党政治家との親密関係も当然少なくなる。彼は総裁選では、政治家からの支持が少ない、その分を地方党員でカバーしようと党員との有効関係を築こうと努力してきたのでしょう。その努力は報われたが、出もどりで自虐史観、「愛国心」をことさら書かなくて良いとか、自虐史観に対する自慢史観だとか、「人権擁護法案」は必要だとか、首相は靖国神社にゆくべきではないとか、こんな人間のどこに自民党総裁になる資格があるのかと問いたい。安倍新総裁は、石破の党人票が高かったので幹事長に指名せざるをえなかったのだ。ばかな自民党員が多すぎる結果と言える。

最後に私の石破の人物観。テレビの収録で私は、石破を二時間たっぷり観察していました。彼の特徴は、目つきです。テレビ画面で彼の顔がアップした時、彼の目を見るがいい。ずるがしこい目です。収録の時、石破に離党経験があるとは知らなくて、今度のブログを書く時に離党経験があるのを知った。やっぱりそうかと思ったしだいです。政治家にとってずるがしさも長所になる時もある。しかし自虐史観では、欠陥だらけで国家にとって百害あって一利もなし。石破が将来の首相人気では一番だなどと冗談を言っては困ります。









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「歴史教科書盗作事件の真実」



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育鵬社の歴史教科書の盗作が問題になり、このブログでも何回か書いてきましたが、この度「つくる会」が編集して盗作の全貌を明らかにした本が先月25日に発売された。本のタイトルが「歴史教科書盗作事件の真実」。盗作箇所が全部で47ヵ所、それに盗作箇所精査中にわかったことですが、育鵬社は、「つくる会」教科書を盗作したばかりでなく、東京書籍の歴史教科書4箇所も盗作していることがわかりました。「つくる会」は出版前に弁護士と相談しています。弁護士によれば、これは誰が見ても盗作だと太鼓判をおしています。盗作箇所が47という前代未聞の盗作箇所の多さ、これが盗作が二、三箇所ぐらいなら、「つくる会」は問題にしなかったでしょう。現在4万8千人あまりの中学生が盗作教科書で学んでいるのです。これは社会を揺るがす大事件です。盗作に関しては日本史上最大の事件でしょう。これを育鵬社、自由社仲良くやれと主張する人たちは、これを大事件にしないで何もなかったことにして見逃せというのですか。盗作がなかったことにせよというのですか。盗作を見つけること自体が悪いことなのですか。

まず盗作の実態を本にするまでの過程を説明しましょう。昨年の教科書採択戦の時から、「つくる会」は、育鵬社が「つくる会」の教科書の盗作をしていることを知っていました。なぜ公表しなかったかと言えば、採択戦中であるがゆえに、同じ保守系教科書といわれている育鵬社を傷つけてはまずいこと、それに盗作箇所がどれだけあるかわからなかったこと、中には盗作と断定できるかどうか不明な箇所があるなどして沈黙していたわけです。採択戦終了後は、「つくる会」の公民教科書の執筆者であり、著作権の専門でもある小山先生が、盗作問題を徹底的に調べが盗作箇所50箇所あまりを見つけ、それをフジテレビの日枝会長や育鵬社の久保田社長など、育鵬社の歴史教科書関連者に手紙をおくり、盗作の事実を教え、謝罪をするよう促してしきました。

また会員仲間にも独自に手紙を関係者に送っている人もいました。私も育鵬社の歴史教科書の6人の監修者全員に二度手紙を書いています。しかしどなたも育鵬社側からのまともな返事をもらっていません。私たちの手紙が完全に無視されたのです。この育鵬社側の真摯のなさが我々「つくる会」の会員に与えた影響は大きい。今年の4月ぐらいまでは、この盗作問題について法廷闘争もいとわずの積極派と、育鵬社と喧嘩しては共倒れだとの慎重派に分かれていたと言っていい、それが育鵬社の真摯な姿勢のなさにほとんどが強硬派に転じていった。そして6月30日の総会では、「つくる会」の首脳部は、公式に育鵬社の盗作問題を社会に公表する決議を満場一致で可決した。

本が発売されたのは10月25日ですが、その前の10月19日と23日には「つくる会」首脳部は二度記者会見をしています。育鵬社が歴史教科書で盗作していることを公表し、同時に23日付けで「『盗作問題』解決のための話し会いの申し入れ」という文書を下記四人の方に郵送しています。
育鵬社社長 久保田栄一氏
執筆者代表 伊藤隆氏
日本教育再生機構 八木秀次氏
教科書改善の会 屋山太郎氏

記者会見後、朝日新聞社や産経新聞は、つくる会の発表をベタ記事として載せています。育鵬社側の言い分は、盗作をしていないという主張だけでした。10月31日には上記四者連名で「つくる会」の「盗作問題解決のための申しいれ」にたいする返書が送られてきました。彼らの文書は、最初の挨拶文を除けば、5つの部分からなっています。5つの部分に見出しを付ければ、次のようになる。
(1)不幸の事態の改善のための話し会いなら応じる。
(2)互いに切磋琢磨してこその教育再生の道。
(3)貴会の不当な非難にも隠忍自重してきた。
(4)「盗作問題」でも貴会の非常識な行動にも隠忍自重してきた。
(5)「貴会の申し入れ」から「盗作問題の解決のため」を削除したら話会いに応じる。

彼らの書簡を読んで私は、ものすごく腹がたってきた。彼らは盗作していないといいながら、なぜ盗作してないと言えるのか、説明できないのだ。名誉毀損に訴えるとも言えないのです。擁するに盗作以外のことなら話し会いましょうということです。私は読者に訴えたいのは、私たち「つくる会」の人間が怒るのは、盗作問題だけではないのです。「つくる会」は今年で設立15年目です。その15年間やりくりの連続でした。その中でも最大のピンチは、「つくる会」が、彼らに潰されそうになったり、乗っ取られそうになった事です。その時の育鵬社側ブログの数々は実にえげつなく「つくる会」や「つくる会」の人物を攻撃してきた。その時期、全国の会員が必死になって「つくる会」を支えてくれたのです。だからこそ「つくる会」は現在でも健在なのです。

私はその「つくる会」の15年の軌跡の本に書きました。原稿は出版社に現在あります。出版社は私みたいな無名な人間では売れないのではと思っているのか、あるいは私があまりにも赤裸々に書きすぎているのか、いずれにしてもまだ出版されていません。だからと言って出版を断られたわけではない。私は盗作の実体を暴露したこの本と同時に私の本が出版されていないのが残念でなりません。出版されていれば、育鵬社や八木氏一派の醜悪さが暴露され、この盗作暴露本とともに読者は驚くでしょう。私の原稿の登場人物の中から一人や二人、私を名誉毀損で訴えるかもしれません。私は法廷闘争でも戦うつもりです。私は、恐ろしいほどのあくどい事をしでかした保守知識人が、何の咎めも受けず知識人面して社会をのし歩くのを絶対に許すことはできません。本を自費出版する手もある。しかし私は、現在私の大作、「大東亜戦争は、アメリカが悪い」の英文原稿化の完成がもう間近、来年早々には英文印刷にかける段階です。翻訳代などにお金をかけてきたし、今度は印刷代にもお金がかかる。今は自費出版できないのが残念です。私は「つくる会」に命をかけているのです。「つくる会」は絶対につぶしてはなりません。「つくる会」は、日本真性保守の最後の砦なのです。

それではなぜ彼らは、謝罪をするどころか、「盗作」の話をしなければ話合うなどと強気でいられるのでしょうか。考えられる原因は、二つでしょう。一つはマスコミが全く騒がないこと。育鵬社の親会社であるフジサンケイグループが保守言論界の雄であるのも原因があるでしょう。しかし朝日や産経がベタ記事として載せただけと言っても、このベタ記事がある日突然大記事になる可能性もあるから、育鵬社側にとっては油断できないはずです。二つ目は、育鵬社が歴史教科書を出版すると公表した時、多くの保守知識人が育鵬社を支持した。育鵬社側に集まった保守知識人は、ほとんどが金儲け、名欲、権力欲だけで支持しているだけ。そこえいくと「つくる会」会員は、無名な市民、金儲けや、名誉、権力に関係ありません。ただ純粋に国の教育改善のために自分でお金を出し、自分の時間を使って無私無欲で働いているのです。育鵬社支持に集まった保守知識人とは、国を思う志が違うのです。彼らは、フジサンケイグループが恐いためか、育鵬社が大失態しても批判できないのです。そんな情けない保守知識人を一人紹介しましょう。

その人は日本政策研究センター代表、伊藤哲夫氏です。伊藤氏は、月刊誌「明日への選択」を発行しています。なかなか中身の良い月刊誌で私は定期購読しています。昨年の教科書採択戦を前に「明日への選択」(平成23年7月号)で育鵬社支持の意味で、育鵬社歴史教科書の監修者、伊藤隆氏(東大名誉教授)との対談を記事にしています。しかし「つくる会」支持の記事は書いていません。伊藤哲夫氏よ、育鵬社の歴史教科書の盗作の暴露本が出ていますよ、あなたの対談した伊藤隆氏は、紙上でえらそうな発言をしていましたが、現在では盗作責任者、伊藤隆氏或いは育鵬社を批判しないのですか、あるいは批判できないのですか。私はあなたの講演を横浜で聴きましたが、講演でえらそうな事を語っていても、なにも育鵬社を批判できないではないですか。「明日への選択」のなかで育鵬社の盗作事件の批判でも書いたらどうですか。それでも私は伊藤氏にお願いがあります。次回の採択戦では、育鵬社の宣伝をするなとはいいません。育鵬社の宣伝をしてください、しかし同時に「つくる会」の宣伝もしてください。今度、育鵬社だけの宣伝をして、「つくる会」の宣伝をしなければ、私は、「明日への選択」の定期購読をキャンセルしますし、定期購読者にキャンセルの呼びかけをします。

最後に大変重要な事を書きます。現在の日本社会は規律が非常に緩んでいると思いませんか。現在65歳ぐらいから上の年齢の人、ここ十数年日本社会の規律のタガが急に緩んでいることは同意するでしょう。なぜこれほどまでに緩んでしまったのか。その原因は色々あるでしょう。その大きな原因の一つは、マスコミの偏向報道にあると思っています。事件の中には、左翼も保守もなく社会的悪というものがあります。要するに誰がみてもこれは悪質な事件というものがあります。10数年ぐらい前までのマスコミは、一様に非難、批判し、責任者を追及してきました。ところが現在のマスコミは、偏向しているがゆえに、社会的悪事にも関らず、事件によっては見て見ないふりをしたり、控えめに批判したり、あるいはは逆に大げさに批判したりする。このような偏向報道がマスコミ自体の規律がくずれ、それが国民にも影響してくるのではないでしょうか。この辺のところはもう少し詳しく説明したいが、長くなってしまうので、二つばかし、規律のゆるみの例をあげましょう。

横浜市は大都市特有の保育園入りの入園待機児童が多い。従って職のない母親は、子供を保育園に入れられない。そこでその母親は、にせの就労証明書を一枚5千円で買ってくるのです。そいうにせの証明書を出す日本人経営の店があるのです。その店にゆけば非常に多くの種類の偽の証明書が手にはいると、NHKのクローズアップ現代で放映していました。現在はネットで本物がいくらでも見ることができます。だから模倣しやすいのだと言う。いずれシナ並みにあらゆる偽証明書が売られるのではないでしょうか。つい最近では大手スーパーのセイユーが医薬品の登録販売者試験で虚偽の証明書大量発行したことがばれた。都内合格者の8割が不正だといういのです。昔なら一流上場企業が、何百人にも虚偽の証明書など発行するようなことはなかったはずです。発行する方も、それを受け取る方も規律が落ちたことの証明でしょう。受け取る方も自分には受験資格条件を満たしていないことを知っているのです。

こういう時期に歴史教科書盗作事件が起きたのです。育鵬社は、盗作していないと主張しながら、なぜ盗作していないか言えないのです。名誉毀損だとも言えない。盗作していないと絶対に自信があるなら、当然この本「歴史教科書盗作事件の真実」の出版差止めの訴えを裁判所に提訴してくるのが当然でしょう。それさえもしないという事は、彼らは反論できないということです。47ヵ所の盗作、4万8千人の中学生が盗作教科書で学んでいる。
この事件は絶対に社会悪です。法的に罰せられなければいけない事件なのです。私が特に読んでもらいたい人たちは、自由社と育鵬社仲良くやれと主張する人たちです。この事件が何も世間的に問題にならずに終わるようであったら、もう日本社会の規律は崩壊してしまいます。お金であらゆる偽証明書が手にはいる時代になっていくでしょう。もう私たちは、韓国やシナをぱくり天国だなどと非難する資格がなくなってしまうのではないでしょうか。

皆さん、このブログ記事の転載、拡散ぜひお願いいたします。






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