Archive for 1月, 2013

ミクシィーとフェイスブック



私が会員になっているミクシィーから会員が続々と減っています。ミクシィーの過疎化が始まっていると揶揄されることもあるくらいです。もっともミクシィーの会員が減ったといっても私のミクシィー仲間に限って言えば、ミクシィーを退会はせず、軸足をフェイスブックに移しているのがほとんどです。そのため私のミクシィー仲間がミクシィー上にツイッターをすることもなく、また日記も書かなくなってしまった。すなわちミクシィー上で出会うことがほとんどなくなってしまった。今までは、私のブログ更新時には、何十名という私のミクシィー仲間が私のブログに「足跡」をつけた。現在は「足跡」の数は、半減してしまいました。最もフェイスブックに軸足を置いても、「えんだんじのブログ」だけは読みたいという仲間が、自分の「お気に入り」に入れてくれると、アクセスしても「足跡」はのこりませんから、読んでくれたかどうかわからない点もあることは確かです。

「えんだんじのブログ」の新しい読者獲得のため私もフェイスブックに入会する手もあることは確かです。しかし私には、入会に躊躇するどころか、フェイスブックなどに入会してたまるかという気持ちの方がはるかに強いのです。ねこも杓子もフェイスブックに入会していくけど、入会者は、フェイスブックの創立者、マーク・ザッカーバーグとはどういう人物なのか少しでも知っているのでしょうか。ザッカーバーグは、現在28歳、昨年シナ系アメリカ人女性と結婚、IT業界で過去最大となる160億ドル規模の新規株式公開を行い、あげくのはてにインサイダー疑惑が浮上しているのだ。アメリカ本国はともかく、最近、急ぐようにフェイスブック入会していく日本人入会者は、このぐらいのことは知っているのだろうか。

アメリカの週刊誌、ニューズウィーク誌が昨年の2月22日号と6月6日号と二度にわたってフェイスブックを特集し、フェイスブックとザッカーバーグを徹底的に批判していました。6月6日号の記事にこういう一節がある。
「最大の問題は、大きな影響力を持ち、ほかのどの組織よりも多くの個人情報を集め、地球上で3番目に大きな「国」に匹敵する9億人のメンバーを擁する企業を、お世辞にも正直と呼べない過去を持つ28歳の男が一人で牛耳っている点にある。」

ウイキペディアでは、ハーバード大学の学生だったマーク・ザッカーバーグは、ハッキングで得た女子学生の身分証明写真をインターネット上に公開し、公開した女子学生の顔比べ勝ち抜き投票させる「フェイスマッシュ」というゲームを考案した。これが大ヒットしたがゆえに大学内で問題になり、ザッカーバーグは、ハーバード大学で半年間の観察処分を受けることになった。ザッカーバーグは、元ハッカーあがりの人間なのだ。その彼がフェイスブックを設立したのが、2004年。それがいまでは、フォードとゼネラル・モーターズ(GM)の合計より大きい時価総額900億ドルという企業経営者です。現在は企業の社会的責任が重い。例えばナイキというスポーツ用品メーカーがある。一時ナイキは、自社の製品をシナや東南アジアの劣悪な工場、すなわち児童労働、低賃金労働、長時間労働、強制労働、セクシャルハラスメントなど劣悪なら何でもありの工場で作らせて利益を上げていると、アメリカ政府からも一般大衆からも批判にさらされた。そのためナイキ経営陣は、自社製品を製作している海外工場の改善に力を尽さざるを得なかったことがあった。

ところがザッカーバーグには企業の社会的責任などというのは眼中にありません。目的は社会のために最善を尽すことでなく、自分を含む株主に最大の利益を提供することだけなのです。それではニューズウィーク誌の記事の一端を見て見ましょう。テクノロジー担当のダニエル・ライオンズ記者は、自分の実名入りでフェイスブックやザッカーバーグ氏を徹底して批判しています。まず昨年2月22日の記事のほんの一部。
引用開始
「フェイスブックは、プライバシーの壁を一貫してくずそうとしているし、利用者のプライバシーを侵害していると非難されるたびに、すべては利用者の利益を考えればこそと強弁してきた。いい例がある。2010年5月にフェイスブックは、プライバシー保護に関するルールを大幅に変更し、利用者により多くの個人情報を開示させるようにした。
それでも同社は、一連の変更は利用者が自分の個人情報をより管理しやすくするものだと言い張った。まさに二枚舌だ。

フェイスブックはいつもこうだ。長い間、同社はユーザーの個人情報を広告主と共有することはないと主張してきた。だが実際には、そんなことは最初からやっていたのだ。筆者は25年にわたってテクノロジー分野の取材を続けてきたが、これほど楽々と、恥ずかしげもなく明らかな嘘をつく会社は初めてだ。昨年9月、フェイスブックはログインしていない間もユーザーを追跡しているのではないかという疑惑が浮上した。このときは同社はやっていないと主張したが、その後に一転して事実を認めている。

うそがばれても、フェイスブックの諸君は笑みを絶やさず、悪いことはしていないふりをする。これまでフェイスブックは何度でもプライバシーの侵害に関して苦情を受け、最初は不正行為を否定し、次に間違いを認め、一部の処置を撤回することで妥協してきた。それでも欲しかったデーターの一部は手に入るわけで、後は騒動が収まるのを待ってまた新たな個人情報獲得作戦を始めればいい。」
引用終了

次に昨年の6月6日号の長い記事のほんの一部。
引用開始
「いつになったら人々は、このおぞましい会社の正体に気付くのだろう。フェイスブックの童顔のCEOマーク・ザッカーバーグと商売した人は例外なく痛い目に遭っていることに、どれほどの悲劇が起きれば目をむけるのか。フェイスブックを立ち上げて8年、この間にザッカーバーグは他人にアイデァを盗んだと訴えられ、創業仲間の一人をだまして株を手放させたとして訴えられ、ユーザーをだまし、プライバシーを侵害したとして訴えられてもいる。米連邦取引委員会(FTC)がフェイスブックを連邦法違反の容疑で告発したとき、こっそり和解による決着に逃げ込んだ。そのフェイスブックが新規株式公開を行った。そして案の定、疑惑が噴きだした。新規株式公開直前に同社幹部がウォール街の一部のアナリストらに、今四半期の売り上げは予想を下回りそうだと警告していたという。アナリストらは業績見通しを下方修正し、一部の投資家(全部ではない)に伝えた。事情を知った人は公開株を買い控え、何も知らないその他大勢は買いに走った。」
引用終了

最後にきわめつきの記事を紹介しましょう。記事のタイトルは、『偽ザッカーバーグから利用者の皆様へ』。これは記者のダニエル・ライオンズがフェイスブックのCEO、マーク・ザッカーバーグに扮して書いたものです。まさにこれがザッカーバーグの本音でしょう。重要な記事なので全文を紹介します。
引用開始
「自分の個人情報をどこまで他人とシェアするかは、利用使者自身が決めること。フェイスブックは、そのための技術を提供する。これが私どもの一貫した信念です。だからこそ、利用者からたびたび苦情が寄せられ、消費者をだましていると政府から告発された私どもは、当局との和解に応じました。
いろいろ無意味な新しい決まりを受け入れましたが、私どもにそんなものを守るつもりはありませんし、守ったとしても何の役にも立たないでしょう。
実を言えば私どもは、皆さんのプライバシーを守ることに何の関心もありません。あると信じている皆さんは、私どもの想定外の愚か者です。もちろん私どもは最初から、皆さんが相当の愚か者だと想定していましたが。

 考えてもみてください。私ども事業が成り立つのは、ひたすら皆さんの行動を追いかけまわし、その情報を広告主に売っているからです。この事実に、まさかお気づきでないとか?
皆さんは、私どもの顧客ではありません。私どもの売る商品です。私どもが皆さんを守るというのは、養鶏業者が「ニワトリに快適な暮らしをさせる」と約束するようなもの。所詮口先だけ、本気ではありません。
 私どもは今後も一貫して皆さんの情報を集め続けます。これは慈善事業ではありません。金儲けのためのビジネスです。私どもが稼げば稼ぐほど、私どもの株主は喜びます。ですから、情報集めはやめられません。

 ご承知のとおり、私どもは過去に何度も悪質な行為で告発され、その度に最初は容疑を否認し、後に認め、もう二度とやらないと更生を誓い、でもすぐにもっと悪質な行為を繰り返してきました。
 それでも皆さんは私どもを見捨てない。フェイスブックに苦情は言っても、やめるつもりはない。なぜか。本当は自分のプライバシーの侵害など、気にしていないからでしょう。強引な勧誘も引きとめ工作も、私どもは、していません。皆さんは自主的に使い続けているのです。
 フェイスブックに限った問題ではありません。同じことはグーグルやアップル、アマゾンについても言えます。マイクロソフトやヤフーについても言えます。そもそもインターネット上でのビジネスは、皆さんがサービスを利用するに当たり、現金の代わりに自分の個人情報で支払うという斬新なビジネスモデルによって成り立っています。
 気にいらない?ならばどうぞ、インターネットの世界から身を引いてください。政府に苦情を申し込みますか?でも、プライバシーにこだわる一握りの奇人変人がいくら声を大にして叫んでも、この新しい産業の力強い歩みを止めることはできないでしょう。

 進歩に逆らえないことは規制当局も知っています。だから形ばかりのおとがめで、私たちを放免したのです。罰金はなし。すでに集めた個人情報の破棄も求められませんでした。
もとめられたのは、これからの個人情報の扱い方を変える場合には利用者に選択権を与えること、向こう20年間は誰か中立的な監査役を置き、私どもの行動を評価させることだけです。
 もはや真実は明らかです。プライバシーはクソです。大昔に死んだ概念です。なのに人間の脳は、この急激な変化に対応できずにいるようです。だから皆さんは嘘を承知でプライバシーの存在を信じ、保護に値するといい続けています。でも、皆さんには徐々になれていただくしかありません。そのために私どもは今後も当局に協力し、捜査を受け入れ。ささやかな形ばかりの勝利をプレゼントしていく所存です。
 面倒な話ですが、間もなく手にはいるはずの巨大な報酬を思えばこれくらいの手間は微々たるもの。何しろ株式の新規公開で、私どもの時価総額はざっと1000億ドルに達する予定です。
 すべて全世界で8億人を超すフェイスブック利用者の皆さんのおかげ。皆さんが個人情報を(場合によってはそれと知らずに)シェアさせてくだるからこそ、私どもは巨万の富を手にできる。ありがとう。皆さんに神の祝福を。」
引用終了

どうですか、皆さん。これがマーク・ザッカーバーグ氏の本音でしょう。彼はこういう経営者なのです。彼は弱冠28歳の若者です。彼は金儲けの才能はあるのでしょう。それだけです。28歳の若者にどれだけ人生の価値とか、つらさとか、はかなさとか、社会の絆とか、せちがらさとか、いわゆるもろもろの経験が不足しているのです。そんな人間の金儲けのネタになるのは、私は好まないのです。かって日本でホリエモン騒動が起きた時、ホリエモンに傲岸不遜さを感じたのと同じ感情がわきおこります。ザッカーバーグは、ホリエモンを超えたとてつもない大金を稼ぎ、億、億、億万長者になりました。

ザック・バーガーは、会員の個人情報など徹底して無視しています。しかし現在の我々の日常生活では、個人情報は大切に扱われています。例えば私が現在住んでいるマンションは、10年前の新築の時に買ったマンションです。現在70戸ほど全部うまっています。その郵便受けには、半分以上が部屋番号だけ、個人名がついていません。各部屋になると名札が付いてない部屋はさすがに少なくなりますが、それでも名札のついていない部屋もかなりある。一昨年私はこのマンションの理事会の理事長になった。その時このマンションの全住民表のリストをもらいました。しかしその住民表は、徹底して封印されていて大地震だとか天変地変が起きた時に封を開けるようになっているのです。要するに個人情報がこれほど貴重に扱われているのです。昔とちがってこれほど個人情報が貴重に扱われているのに、フェイスブックには実名をさらして入会していく日本人が多いのではないでしょうか。ミクシーは、入会時に個人名は要求しません。私の「えんだんじ」はミクシー入会のための名前です。それにミクシーは、日本の企業だが、フェイスブックはアメリカの企業です。フェイスブックに入会して、ミクシーとの間に大きな差があるのでしょうか。あったら教えてください。それが明快になるまで、いくら会員が8億、9億人になろうと私は入会するつもりはありません。

私は、時々フェースブックの入会の誘いをメールで受けます。しかし入会はしていません。そのせいかどうか全く分かりませんが、ごく最近私のブログに異変が起きています。このわずか2ヶ月間に私のブログに沢山の英語や外国語のコメントがきます。毎日、少ないときで日に20通、多い時で40通ぐらいです。その内容のほとんどがファッション関係、その他の宣伝です。ブログ記事のタイトルとはまったく関係のない宣伝だけです。無論私は皆さんに公開しませんから全部削除します。要するに私だけへの宣伝で、読みもせずに削除ですから私への宣伝にもなりません。送り手は、その事を理解しているのでしょうか。なんともふしぎです。いずれにしても現在はこういうコメントを一つずつ削除していますから、削除に手間取ります。そのうちに私のブログ管理人に一括して削除できないかどうか聞かねばならないでしょう。
 



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ついに英文翻訳完成!



         このブログ記事の転載、拡散をお願いいたします。
私の長年の一大プロジェクトであった私の大作、「大東亜戦争は、アメリカが悪い」の英文翻訳が完成、今月の7日出版のため印刷会社に発注いたしました。先月には、英文翻訳は完成していたのですが、印刷会社への注文は、年の改まった一月というおめでたい月に発注したいと今週の月曜日(1月7日)に発注しました。出版は6月頃になるかと思います。大作出版以来8年目の快挙になることになりました。この快挙には、私の強力な助っ人の協力なしにはなしえませんでした。その協力者のお話を書かせてもらいます。大作が出版されてから半年後ぐらいの時だった思います、鎌倉市在住で今年84歳を迎えられる渡辺昌明氏から手紙をもらいました。

この大作が出版され、その出版社が倒産する短い間に沢山の読者から手紙がまいりました。私には財産なので全部保管しています。渡辺氏の手紙の初めにこう書いてあります。
「貴著『大東亜戦争はアメリカが悪い』を拝読し、内容が充実しているのに一驚しました。百五十もの著作を詳細に調べ、千もの記述を選び出し、適切に引用して、大東亜戦争に関する歴史を公平、正確に叙述した労作で、かってない内容の豊富な著作と思います。その不撓不屈な熱意と努力に敬意を表します。」

彼は手紙の中で大作本の帯に「私はいずれこの本を英文翻訳し、英米をはじめ英語を母国語とする国々の図書館に送るつもりです。」と書いてあるが、自分に英文翻訳手伝わせてくれないか、そのためにぜひお会いして話しがしたいというのです。私も翻訳会社に頼むか、翻訳者を探すか、どっちにするか決めなければなりませんので渡辺氏とお会いしました。彼の話によると、自分はこれまでに大東亜戦争に関する本を沢山よんできた。しかしこの「大東亜戦争は、アメリカが悪い」が一番説得力がある。この本は絶対に英文化すべきだ、彼は無料で手伝いたいと言うのです。私が今までに英文翻訳をして本にした実績はあるのかと聞くと、「ない」という返事でしたが、ただ技術英語を日本語に訳した経験は仕事であると語ってくれました。私は渡辺氏にこの本の「はじめに」と「第一章」を翻訳して私に送ってくれるように頼みました。数週間後だか数ヵ月後だか忘れましたが渡辺氏の原稿が届きました。私の学校英語は、高卒で終わりです。高卒後の英語は、ほとんど独学です。結論からいうと私の英語力は、たいしたことありません。しかし翻訳された英語が英文の体をなしているかどうかぐらいはわかります。

渡辺氏の翻訳文を見ると、これなら誰か英語ができる人にチェックしてもらえれば使い物になるのではないかと即座に思いました。問題は誰にチェックしてもらうかが問題です。もちろんチェック料も問題ですが。こうして私は、渡辺氏に引き続き翻訳をするようお願いし、私はこの翻訳チェックをだれに頼むのかを決めなければならなくなりました。しばらくの間渡辺氏から翻訳原稿が私の所に送られてきましたが、そのうちにこなくなっていきました。私は翻訳業務が途中でいやになり投げ出すこともありうるとも考えていましたから、いくら遅れても私から原稿催促はしませんでした。しかしその間渡辺氏は、すばらしいことをしていたのです。

私は、「大東亜戦争は、アメリカが悪い」に説得力を持たせるため、外国人が書いた本の日本語訳本を参考文献にできるだけ多く使用するよう心がけました。翻訳本は全部で28冊ばかり利用しました。渡辺氏は、最初のうち日本語翻訳書に書かれた文章をそのまま英訳していたのですが、これではダメだと、翻訳本の原書を手に入れ、その翻訳文が原書のどこに書かれているかを見つけ出し、原作者の原文をそのまま引用し、「註」には原書のページ数を入れることにしました。こちらの方が英文翻訳本としては、ただ日本語に翻訳された文章を、それをさらに英語に翻訳するというより完璧だし、説得力もあります。翻訳会社は、通常そこまでやりません。与えられた原稿を翻訳するだけです。彼は以下のような原書を自分の費用で手にいれたのです。
1.原書名
  「A PEAPLE & A NATION」(A History Of The United States)
 日本文翻訳書名
  「アメリカの歴史 全6巻」
2.「ABRAHAM LINCOLN」
「エブラハム・リンカーン (全3巻)」
3.「ALLIES OF A KIND」(The United States, Britain The War Against Japan,
1941-1945)
「米英にとっての太平洋戦争」
4.「THE CRY OF THUNDERBIRD」(The American Indian’s Own Story)
「北米インディアン生活誌」
5.「DAY OF DECEIT」(The Truth About FDR And Pearl Harbor)
「真珠湾の真実」
6.「EMBRACING DEFEAT」(Japan in the Aftermath of World WarⅡ)
  「敗北をだきしめて」
7.「EMPEROR OF JAPAN」(Meiji And His World、1852-1912)
「明治天皇 上下巻」
8.「FRONTIER VIOLENCE」
「アメリカ・暴力の歴史」
9.「HOW PEACE WAS LOST」
「平和はいかにして失われたか」
10.「HOW CHURCHILL LURED ROOSEVELT INTO WWⅡ」
   「真珠湾の裏切り」
11.「INFAMY」(Pearl Harbor And Its Aftermath)
「真珠湾攻撃」
12.「MIRROR FOR AMERICANS・JAPAN」
「アメリカの鏡・日本」
13.「COMMODORE GALBRAITH PERRY」
   「ペリー提督の日本開国」
14.「POWER AND PREJUDICE」
「国家と人種偏見」
15.「RACE AND HISTORY」
「人種と歴史」
16.「STILWELL AND THE AMERICAN EXPERTIENCE IN CHINA, 1911-45」
「失敗したアメリカの中国政策」
17.「THE LIMITS OF FOREIGN POLICY」
   「満州事変とは何だったのか 上下巻」
18.「THE GOODMAN OF NANKING」
「南京の真実」
19.「THE ISSEI」
「一世」
20.「THE RISE AND FALL OF THE POWERS」
「大国の興亡」
21.「THE WEALTH AND POVERTY OF NATIONS」
「強国論」
22.「THE MAN WHO BROKE PURPLE」
「暗号の天才」
23.「WAR PLAN ORANGE」
「オレンジ計画」」
24.「WAR WITHOUT MERCY」
「人種偏見」
25.「WEDEMEYER REPORTS」
「第二次大戦に勝者なし」

渡辺氏は、これら25冊の原書を手に入れ、読み込み、私が引用した翻訳文の文章がどこに書かれているかを見つけ出し、原作者の原文をそのまま取り入れてくれました。またわずかですが、どうしても手に入らない原書には、日本語翻訳文の英文化ですと断り書きを入れています。いずれにしてもこれは時間のかかる作業です。ここまでしてくれた渡辺氏には感謝感激です。ここで渡辺氏の簡単な経歴を紹介すると、戦前のエリート中のエリートと言えば一高、東京帝大卒です。渡辺氏もそれに同じ経歴です。一高、東大卒です。昭和27年、東大工学部を卒業した渡辺氏は、旭化成にChemistとして入社。以来、一貫してChemistとして道を歩み続け定年まで働いています。

私は61歳で定年になり、すぐに「大東亜戦争は、アメリカが悪い」を書き始めました。完成までに6年あまりかかりました。その間私は、ほとんど家に閉じこもりで、保守の活動や会合にほとんど参加しませんでした。そのため保守の間では有名人のように名前が知られている「史実を世界に発信する会」の茂木弘道氏を全然知りませんでした。もっと早く茂木氏を知っていれば、この本の英文翻訳ももっと早く完成していただろうと思います。
ある日、茂木氏に渡辺氏の英文翻訳の原稿を見せました。茂木氏は、「かなり手直ししなければならないところもあるが、私のチェックのあとはネイティブの人にみてもらいますから条件はこうなります。それでよければ時間がかかりますがやります」ということなので、茂木氏と英文翻訳チェックの契約を交わしました。

茂木氏がチェックした原稿が私と渡辺氏に送られ、二人は別々に原稿をチェック、二人の疑問点、質問などをもちより、茂木氏の事務所で三人の話会いで問題点を解決していきました。その後茂木氏から最終仕上がりの原稿が私と渡辺氏に送られてきました。こういう会合を数回重ねて、完成翻訳本の原稿ができあがりました。最後は私が全文を最初から読みなおし、小さな訂正と修正を加えて完成させました。これだけでも渡辺氏の功績がはかりしれないのですが、さらに有り難いことには、私が支払うべき茂木氏への翻訳チェック費用と出版するための印刷費用の半分を渡辺氏が支払ってくれたことです。私の渡辺氏に対する感謝感激は、言葉で言い表すことができません。渡辺氏の住む鎌倉方面に足を向けて眠ることはできません。

最後にこの翻訳本出版後の使用方法ですが、資金的に余裕がないので印刷部数は300部です。現在日本に大使館、公使館を置いている外国は、全部で194カ国です。そのすべてに寄贈します。読んでくれるどころか、そのままゴミ箱に直行も覚悟の上です。私と渡辺氏の個人使用に25冊ずつ、合計50冊。残り50冊は外国図書館に寄贈。二人の定年サラリーマンの心意気だけが、一銭の儲けにもならない、費用と年月のかかる仕事を完成させたのです。

渡辺さんへの感謝の気持ちを述べましたが、茂木氏へも感謝の気持ちを伝えたい。安い費用で翻訳チェックを引き受け、丁寧な仕事をしてくれました。もっと早く彼の存在を知っていればと思っています。ありがとうございました。最後にわが女房にも感謝の気持ちを伝えたい。ありがとう。

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