Archive for 1月, 2018

現在の日本国民が絶対必読すべき本



その本のタイトルは、「自衛戦力と交戦権を肯定せよ」、小山常美著、自由社。小山常美氏は「つくる会」理事であり公民教科書の執筆者の一人。自由社は「つくる会」の発行する教科書の出版社。今年は現行日本憲法の改正について本格的に論議されるでしょう。私が国民の皆さんに、なぜこの本を必読の本と薦めるのか、その理由は以下の通りです。
1.本の頁数は104頁、本の値段700円+税。内容充実、値段が安い。国民必読の書にはもってこいの本です。憲法改正の最大の注目は、軍事関係です。この本は現行憲法の軍事上の法的欠陥を示し、どう法的に対処すべきか詳細に書かれています。

2.憲法改正問題で一番重要なのは、軍事条項です。すなわち外国に関わる問題です。憲法改正問題が純然たる国内問題だけであるなら、いつでも簡単に修正、改正できます。しかし軍事条項は外国との関係、外交関係です。それだけに軍事条項の法律は、徹底して法的に、論理的に討論し、外国に曲解、歪曲されない条文を規定しなければいけません。私の推薦するこの本は、すべて軍事条項に関することだけを徹底して詳述しています。

3.憲法問題は堅苦しい問題になりがちです。そのため日本国民の多くの方々は、知識人はどのような考えを持っているのかに敏感になっていて、知識人たちの考え方を参考にしようとます。しかし私は、皆さんに自分たちで考えて、自分たちで結論を出して決めてくださいとお願いしています。私と同年代のオランダ人ジャーナリスト、カレル・ヴァン・ウォルフレンという人がいます。彼の書いた「日本・権力構造の謎」は世界的なベストセラーになった。その後彼が書いた本、「日本の知識人へ」の一頁目の論文のタイトルは「なぜ日本の知識人はひたすら権力に追随するのか」。その論文の書き出しの文章には、こう書いてあります。
「日本では知識人が一番必要とされるときに、知識人らしく振る舞う知識人がまことに少ないようである。これはいたましいし、危険なことである。さらに、日本の国民一般にとって悲しむべき事柄である。なぜなら、知識人の機能の一つは、彼ら庶民の利益を守ることにあるからだ。」
私はこのウォルフレンの言葉に全く賛成です。日本の知識人は「ひたすら権力に追随するのです。」時流や権力に媚びることなく独立した冷静な話をしてくれる知識人が極端に少ないのだ。憲法学者、歴史学者、政治家たちは、終戦後当時の権力者、GHQに競うように追随したのだ。現在の憲法改正では安倍総理への保守知識人の追随者であふれるばかりです。

4.平成29年5月3日、安倍総理は憲法改正への新提案を提出した。その提案は憲法九条一項と二項を温存したまま三項を追加し、自衛隊が憲法違反だと言われない根拠規定とするという案でした。これに対して驚くなかれ、多くの保守知識人はこぞって賛成した。安倍総理の太鼓持ち知識人や太鼓持ち知識人になりたがる保守知識人がごまんといるのだ。
彼らは安倍総理の改正提案に全く賛成でもないのだが、安倍総理が改正しようと言うのならこの際憲法改正しよう。改正できるのは安倍総理しかいない、他に安倍総理の代わりに任せられる政治家はいないのだの一点ばりです。

5.この安倍総理の改正に反対なのがこの本の特徴なのです。現行憲法は、終戦直後アメリカ占領軍によって強制的に作成、施行されたのです。現行憲法を改正してしまったらアメリカ占領軍が作った憲法を現在の日本国民が認めたことになります。其の点を全く考慮しようともしないのです。また自虐史観をそのまま認めたことにもなります。帝国憲法が悪い憲法だったと日本国民は教えられてきた。それが不自然に容認されてきたのです。日本の憲法学者や歴史学者は、国民に嘘を教え込んできたのだ。この現行憲法を改正せず破棄し帝国憲法を復活させ、その帝国憲法を即改正すればいいのです。これこそが私が必読と勧めるこの本の主張です。私は現在の日本の保守知識人の主張など、「はい、そうですか。」と簡単に認めるわけにはいきません。皆さん、ぜひ小山常美著、「自衛戦力と交戦権を肯定せよ」をお読みください。

若い選挙権のある皆様へ。
皆さん、私が先ほど申し上げたように、この現行憲法は、日本敗戦後すぐにアメリカ占領軍(GHQ)によって強制的に施行されたものです。政治家、憲法学者、歴史学者などその強制施行という印象を極度に薄めようと細心の努力をはらってきた。国民にうそもついてきたのです。その結果日本独立回復後70年以上も何一つ変えることもなく保ってきたのです。現行憲法を改正すると、GHQが作った憲法は、日本憲法、すなわち日本人が作った憲法になってしまいます。そこで私の勧めるこの本は、現行憲法を法的に、論理的にどのように改正し、改正後の憲法をどのように処するかが書かれています。104頁という薄さだからぜひ熟読をお願いします。現在の日本人は現行憲法や大東亜戦争など自分自身で学ばないと本当のことを理解できないのです。私自身このことを知ったのは、40代に入ってからです。皆さんの努力を期待しております。

定年生活をしている皆様へ。
日本人の人口構成で私たち定年生活者の層が一番多いのです。すなわち私たちの動きで日本を動かすことができるのです。私たちが一致して安倍氏の改革に反対すれば、私たちの考え方を採用しようとする政治家も現れます。しかし残念ながらサラリーマン生活、40年もやっていると、いつも上からの命令で動くことに慣れているから、自分で決断して行動することに慣れていない。しかしこの憲法改正問題は、日本の明日を決める最重要問題です。どうか自分自身で勉強し、自分の判断で決めてください。その判断材料の一つとしてこの「自衛戦力と交戦権を肯定せよ」を読んで参考にしてください。

安倍総理への私の見解。
保守陣営の多くの方々は、安倍総理だけが頼りだ、安倍総理の代わりになる方がいないから、しかたがないのだの一点ばりです。私も最初は強力な安倍支持者であった。しかし彼には完全に失望した。一国会議員の時代から安倍氏は「つくる会」運動を積極的に支持してくれた。しかし総理になり育鵬社が設立されると反「つくる会」の伊藤哲夫氏、八木秀次氏などの支持に変節した。今ではこの二人は、安倍氏の太鼓持ちであることがわかった。この変節に加えて平成27年の安倍談話。平成29年の安倍氏の憲法改正内容等で完全に失望、絶望した。安倍氏にはアメリカの属国から完全に日本独立国家にし、対等の日米同盟を築こうとする勇気も根性もないのだ。所詮二世議員の一人、いざとなると度胸、根性もないのだ。保守支持者の連中は、安倍さんの代わりがいないと主張します。日本民族の資質が劣化してしまったと考える支持者が極端に少なっているのだ。これも日本民族資質の劣化の証明でしょう。
昔流の差別用語を使えば、戦争に負けた日本は毛唐が作った憲法を、日本国憲法にしろと言ったらその憲法も何一つ帰ることもなく日本独立後70年以上使い続けているのだ。私たちのすぐ上の先輩たちは、大東亜戦争で勇戦奮闘し、祖国日本の為に若い命を投げだしてくれたのだ。例え敗戦でも毛唐が作った憲法を独立後70年以上も無効にすることさえもできないのだ。私たちは、日本人の魂、「大和魂」を完全に失い、死語にしてしまったのだ。

私事を書きましょう。私は平成21年に自民党党員になった。党員番号0914-00996-8。その年は鳩山由紀夫内閣が誕生した年です。当時自民党員の登録数が激減したころです。自民党を潰してはいけないと入党したのです。以来今日まで自民党員を続けています。もし安倍総理が主張した通りに憲法改正が国民投票で支持されたら、私は自民党員をやめます。祖国日本の復活の夢が絶えたからです。こんな私を時代遅れの男と笑わば、笑え。俺は死ぬまで戦い続けるぞ。アメリカが作った憲法を日本製の憲法と認めるなら、その後の日本は、どうなるかはこの本に書いてあります。私の意見に賛成、反対にかかわらず、この本「自衛戦力と交戦権を肯定せよ」を読んでください。こういう考えもあることを知っていただきたい。お願いいたします。
最後にこの本の著者、小山氏の考え方は、「つくる会」の統一した考え方ではありません。「つくる会」にも色々な考え方がいます。それだけに皆さんも、自分自身で勉強し、自分自身で考えてください。その参考用としてこの本をぜひ読んでみてください。


コメント

80歳を迎える年の大気炎年始



皆様、おめでとう御座います。今年もよろしくお願い致します。
私は今年の8月1日で満80歳を迎えます。年寄の言葉に「80-20」という言葉があります。80歳になったらせめて自分の歯は、20本ぐらい持っていたいと言う意味です。ところが私は80歳になっても20本どころか全部健康な自分の歯を持つことはまちがいない。昨年12月には町田で講演をしましたが、一時間半の講演時間、椅子を使わず立ち続けで講演をしました。これなら90歳までは生きられる、それどころか現在は、人生100年時代。場合によっては100歳までもが決して夢でない。私の人生は不運な時代と幸運な時代とに極端に別れます。

一。不運な時代
私は極貧育ち、頭は並よりほんの少し良いくらい、特別な才能は全く何も無し、体力は並の体力、普通高校卒だけで社会に放り出された。結婚し子供三人育てている最中に離婚。家庭では両親が二人とも重病、病弱で老後の母の面倒みてもらうため叔母が同居。母死後、叔母も即入院。私が50代半ばまで家族の誰かがいつも病気だった。自分の健康の大切さを意識させられ、仕事でも遊びでも三日続けて12時過ぎの帰宅はないようにした。こうした私の人生は、絶えず戦うことを強いられた。人が5年かけてできるものは、俺は10年、あるいは15年かけてでもやってやる、そのためには健康で長生きしてやると心に誓っていたのだ。外資系五社を渡り歩き、愛社精神などひとかけらも無し、仕事への愛情も一切なし、ただあるのは強い金銭欲だった。夢もなかった。いや、夢はあった。株価高騰時代だった頃の夢だ。私が55歳頃には、三人の子供は完全に一人前だ。そこで自分で定年を55歳と決め、私費でアメリアカへ一、二年の語学留学し、そこで白人女性の恋人を持とうと決めた。一転株は暴落し、損はしなかったが大儲けしそこなった。消えた夢のかわりに再婚した。そして今年の夏とうとう元気で80歳を迎えることができるのだ。若いころ「長生きしてやる」が現実的なものになってきたのだ。ついに自分の出番がやっていきたのだ。
二。幸運な時代
サラリーマン生活、実働40年。長い、長い戦いであった。定年後一転して幸せな生活になった。再婚していたが、我が家から初めて病人がいなくなった。しかし定年後一、二年の間は時々悪夢にうなされた。辛い仕事の場面が夢の中にあらわれ、どうしたものかと自分自身がうなされ、ハット目がさめ、「夢だったのか、もう定年なので良かった」と安堵することが幾たびかあった。
自分の正義感で書いた長編歴史評論「大東亜戦争は、アメリカが悪い」が評判を呼び、縁もゆかりもない鎌倉在住の読者、渡辺昌明氏の資金と翻訳援助により英文化し、英文化出版に手を差し出してくれた茂木弘道氏により勉誠出版が紹介され、出版社倒産で市販されていなかった「大東亜戦争は、アメリカが悪い」が2015年に再出版されたことです。
読者から私の文章力をほめていただいたことはうれしいのですが、何といっても西尾幹二先生に直接褒められたことが天にも昇るような気持ちでうれしかった。私は子供の頃から学生時代も文章など書いたことは一度もないし、投稿したこともない、自分で文章を書くのは苦手と思っていた。それを西尾先生に言うと、先生は「文章というものはそういうものだ。文章を沢山書いてきたからといって、文章が上手になるとはいえない。いくら書いてもへたなものはたくさんいる。いきなり長文を書いても上手な人はいる」と言うのです。
人生とは不思議なものだ。定年なるまで自分には才能など何もなく、ただがむしゃらに努力を続けてできるのが才能みたいなものだった。私はこれまでに本を八冊出版しています。そのうち最近の二冊は小説です。小説を書いた実感は、他人の書いた本を沢山読んで書く歴史評論よりも小説書くほうが楽しい実感だった。自分にも書く才能があると実感できたのだ。人生とはわからないものだ。私に文才があることがわかって本当にうれしかった。
それでは100歳まで20年間になにをやるか。私が「えんだんじのブログ」を書き出して10年目に入っています。今年の10月で10年目が終わります。最初の一年間は毎週書いていて、その後は2週間おきに書き続け、現在投稿数286件。これを一冊の本にまとめて書きたい。そのあと次はやはり小説を書きたい。女性の一生を小説に書きたいと思っています。人生100年の時代。主人公の女性には老いらくの恋をさせるつもりです。執筆活動を100歳までつづければ、サラリーマン生活実働40年が最近書きあげた「えんだんじ・戦後昭和の一匹狼」だし、100歳でまた新しい自伝的小説を書き上げれば、執筆生活40年間の自伝的小説になり、私はサラリーマン生活40年、執筆生活40年、もじどおり私は二つの人生を歩んだことになる。これを目指して100歳まで邁進あるのみ。
三度目のベストセラーを狙う小説が、二度出版した小説のよう「二度あることは三度ある」と同じように失敗作になるか、「三度目の正直」のように三作目の小説がベストセラーになるか、私の人生最後の賭けになるのだ。幸運にめぐまれた定年後の生活、最後はハッピーエンドで終わらせるつもりです。

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