「つくる会」本、六月中頃発売



出版社は総和社にきめました。原稿ができあがってもタイトルをどうするかまだ決めていませんでした。色々考えたすえ、『安倍総理への報告書』を主題とし、副題として「新しい歴史教科書をつくる会」奮闘紀として総和社に提出した。二、三のタイトルが出されたがしっくりいかず、『安倍総理の報告書』で決まりかなと考えていました。ところが最終ゲラが出来上がりの頃、新しいタイトルが提案された。
主題が『保守知識人を断罪す。』、副題が「つくる会」苦闘の歴史』。編集室の佐藤氏によると、私の原稿を読むと「保守知識人を断罪す。」がそのものずばりのような気がするし、それに「新しい歴史教科書をつくる会」奮闘記では長すぎる。「奮闘記」には,組織や家族のドタバタ劇も奮闘記に入るのでイメイジがよくない。そこで「つくる会」死闘の歴史にした方が良いのではという提案があった。

「保守知識人を断罪す。」と「死闘の歴史」は、良いとしても「つくる会」だけでは、教科書関係の人は理解できても、一般の人には分からない場合が多いいので「新しい歴史教科書をつくる会」と書かなくてはだめではないかと主張した。すると佐藤氏は、それでは、本に著者名を書くところは、いきなり私の名前を書くのではなくて、その前に「新しい歴史教科書をつくる会」会員を入れた後に私の名前を入れればと言うのでなるほどと思い、副題の『「つくる会」死闘の歴史』は、これで決定した。

問題は、主題の「安倍総理への報告書」がなくなったことです。私は、政治家で「つくる会」に早くから誠実に支持してきてくれたのは、安倍総理が一介の政治家の時からであり、本書にはその安倍氏との対談もある。この本は教科書関係の人だけしか読まないかもしれません。教科書関係以外の人でも読んでもらうようにするには、安倍氏の名前を出し、「安倍総理への報告書」というタイトルは重要なのです。本のタイトルを見た人は、一瞬、「おやっと」思うのではないでしょうか。すると佐藤氏は、それでは本の帯に載せましょう、本の帯に「安倍総理への報告書!」のように載せるのです。私は本の帯に何を書くか考えていなかったので、本の帯に載せるのも宣伝になっていいかもしれないと考え了承した。こうして本の正式のタイトルが決まった。
『保守知識人を断罪す。― 「つくる会」死闘の歴史』 価格1,575円

本屋の店頭で売られるのが6月半ば頃です。私としては、本書の中で「つくる会」に一つの改革案を提案していますので、総会出席者が、総会日の6月30日までに読めるよう
少なくとも10日から2週間まえに販売されるよう要求しています。総会日には、その改革案で討論できたらと考えております。総会出席者の方々には、その点を留意していただけたらと思っております。
「つくる会」各支部長さん、この本屋さんに置いてくれたら「つくる会」の会員何人かが買ってくれるのではないかと、本屋さんの名前を教えていただけたらと言っています。編集部、佐藤氏(03-3235-9381)に連絡していただけませんでしょうか。
または、私あてのメールでもかまいません。仮に送っても一冊の注文にもならなかったとしてもかまいませんとのことでした。
「つくる会」本部の事務局にお願いがあります。総会日の当日、佐藤氏が会場で本を売りにきますので許可のほどお願いいたします。

5 comments »

  1. より:

    15年位前、栃木県大田原市で西尾幹二氏の講演がありました。大田原市の商工会が主催した講演会で、その後同市は従来の物ではない教科書を採用しました。育鳳社だったのか、私は従来以外の立場で書かれた教科書なら皆同じと思っていました。
    その時の教育長に脅しや、嫌がらせ、朝鮮人と共産党議員がおしかけ、などの騒ぎがあったので教育長に会いに行きましたが、怖がって電話には出ない、実際訪問しても会ってくれませんでした。

    教科書についてはもう一つ。「頑張れ」の会に当時浪人だった船田元氏が頻繁に来て、たまに講演もやりました。船田氏は作新学院の経営者でもあります。ですから講演を聞きながら、「船田さんもちろん作新学院では新しい教科書をご採用でしょうね」と聞いてやりたかったのですが、浪人中でもあり可哀そうなので聞くのを辞めました。その後当選したら、大変忙しいらしく、会に顔を出すこともなくなりました。

    ○ご著書の「原爆正当化のアメリカと従軍慰安婦謝罪の日本」が届きました。一瞬えんだんじさんは「南京大虐殺のまぼろし:鈴木明」氏?と思いましたが、一字多いお名前でした。この「まぼろし」は文芸春秋社が発行所であの半藤氏が発行者になっています。意味がよくわかりません。当時の半藤氏を全く知りませんが、そのあと何かあって思想がかわったのでしょうね。

  2. terag3 より:

    えんだんじさん

    ようやく「つくる会」の本の販売予定が決まったそうでおめでとう
    ございます。それにしても本の題名は難しいものですね。

    私事ですが、NPOの企画担当をやっていまして今年3月に解散
    しましたが、講演会のタイトルを決めるのに苦労していました。

    このたびの、えんだんじさんの本のタイトルにしても、さすがに
    編集室の担当者だと感心しました。
    主題:「保守知識人を断罪す」 副題:ー「つくる会」死闘の歴史ー
    そして帯に「安倍総理への報告書」とは・・・・・

    素晴らしい、インパクトあるタイトルだと思います。
    発売を心から期待してお待ち致します。

  3. えんだんじ より:

    terag3さん

    一年前に出版する予定が一年延びてしまいました。しかしその一年間に随分いろいろな発見をし、本の中身に厚みがましました。
    現在は英文版に集中できるのでほっとしています。

  4. えんだんじ より:

    偕さん

    15年前くらい、大田原市が採用した歴史教科書は、「つくる会」が作った教科書を扶桑社が出版した物を採用しました。当時は、育鵬社は存在しませんでした。作新学院は、現在でも「つくる会」の歴史教科書を採用している、「つくる会」の数少ない常連さんです。
    「南京大虐殺のまぼろし」非常に古い本で文芸春秋社から出ているみたいですが、半藤一利は、定年まで文芸春秋社に勤めていますので、その時代彼が発行者になったことが考えられます。

    「原爆正当化のアメリカと従軍慰安婦謝罪の日本」を買っていただきありがとうございました。

  5. より:

    判りました。船田さんに普通に質問すればよかったのですね。作新の「作る会採用」はうれしいことです。
    これで船田さんを見る目が変わりました。周囲にも作新の作る会教科書採用の話をします。
    しかし、「頑張れ」でこんな大事なことがなぜ周知されなかったのか。次に聞いてみましょう。

    以前、そのことで何人かと話をしましたが、船田氏に聞きたかったがもし、従来教科書使っていた場合
    船田氏の面目を考え遠慮して聞けなかった、が実相です。

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