鈴木宗男よ、前科者のくせに偉そうな口をきくな。



(えんだんじのブログ)で2016年11月5日に「安倍総理、プーチンにのめりこまないでください。」を発表した。その発表後に第二次橋本内閣(1997年)で北海道開発庁長官、沖縄開発庁長官に任命された鈴木宗男氏(昭和23年生まれ、元自民党議員、以後宗男と称す)が週刊誌や月刊誌で「北方領土返還で二島返還だって大成功だよ。」などとの賜っているのを読んだ。今月15日にはプーチンが山口県長門市にやってくる。北方領土返還の話し合いは長い、それだけに歴史がある。宗男はこの北方領土返還等の話し合い食い物にして実刑判決を受け一年ほど刑務所暮らしをしてきた元政治家だ。その実態を簡単にのべて、二度とこういうことが起こらないことを願って書いてみました。
鈴木宗男事件
1.ムネオハウス事件
1999年、国後島のロシア人と日本人との友好の家(通称ムネオハウス)の工事に関する入札を意図的に地元建設業者5人と宗男の秘書と共謀して随意契約にさせた事件。この事件は2002年に共産党議員の国会質問によって世間に知れ渡った。
2.国後島ディーゼル発電施設事件
2000年3月に行われた国後島におけるディーゼル発電機事業の入札で宗男の意向によって三井物産に落札するように便宜をはかった。この事件の悪質なのは、事前の1998年にコンサルタント会社と東京電力がそれぞれ「新規設置は不要で、既存ディーゼル発電を改修すべきとの報告が外務省に提出されたが、宗男は強引に外務省へねじ込み、新設を決定させた。この件で外務官僚二人も有罪が確定された。
3.やまりん事件
1998年製材会社やまりんは、国有林無断伐採事件をおこした。そのため林野庁から国有林の公売などの入札参加資格7か月間停止。やまりんは当時内閣官房副長官の宗男を頼った。宗男は便宜をはかった。
4.島田建設事件
1997年から1998年、北海道開発局発注工事であった網走港の防波堤工事や紋別港の浚渫工事、島田建設が当時北海道開発長官だった宗男に受注の便宜を頼んだ見返りに600万円をわたした。
5.イスラエル学会事件
イスラエル関連の学会をめぐる外務省関連の事件。ロシア外交を展開していた宗男は、イスラエル学会がロシアと非常につながりが深かったため日本の対ロシア外交の一環として学会を重要視した。そのためイスラエル関連の学会をめぐって、外務省の決済を得て、外務省関連の国際機関の「支援委員会」から支出が行われていた。
6.政治資金規正法違反事件
宗男の資金管理団体「21世紀政策委員会」に虚偽報告があった。宗男の東京南青山の自宅建設費用約1億五千万のうち約3600万円を「21世紀政策研究会」の政治資金から流用。また政治資金の1億円の寄付収入を裏金にした。
7.モザンビーク共和国洪水災害国際緊急援助隊派遣介入事件。
宗男の発言で派遣が一週間遅れ、その間にモザンビークの被災者七人が亡くなった事件。宗男は偽証罪で有罪。

これらの事件のうち3.やまりん事件、4.島田建設事件、6.政治資金規正法違反、7.モザンビーク事件の4件が受託収賄、斡旋収賄、政治資金規正法違反、議院証言法違反で有罪。2004年11月宗男に懲役2年の実刑と追徴金1,000万円の判決がくだされた。
2009年、宗男の上告が棄却され、議員資格を失い、ちょうど一年間収監された。刑期満了から5年間公民権停止。上記3,4,6,7事件以外の件では宗男の秘書、外務官僚、業者が実刑判決を受けています、上記事件1から7まで無罪者が出ていません。
これらの事件中あるいは事件後に出た野党議員等のコメント、
辻本清美:鈴木議員は疑惑の総合商社
鳩山由紀夫:公共企業で私服を肥す鈴木宗男のような政治家が日本にいること自体が実にはずかしい。
小沢一郎:国民の税金を使う行使に乗じて色々な不正、不公平な問題を生じさせた鈴木議員
の政治家としての責任。
福島瑞穂:北方四島支援事業を食い物にしてきた鈴木議員は政官業の癒着そのもの。

国後島緊急避難所兼宿泊施設が「ムネオハウス」と呼ばれたことにちなみ宗男がからんだ建造物等について鈴木宗男の名称等をつけて通称でよばれるようになった。その例:
1.色丹島のプレハブ診療所、 「鈴木宗男診療所」
2.色丹島の四輪駆動車、 「ムネオ号」
3.色丹島の住民用自航式はしけ、 「ムネオ丸」
4.タンザニアの中学校講堂、 「スズキホール」
5.国後島のディーゼル発電施設、 「ムネ電」

北方四島には、戦後半世紀以上日本国民は、誰ひとりとして住んでいません。宗男はロシア島民のためにだけの便宜をはかるために国の税金を使っていたのだ。これも日本人文化の悪いくせ、こちらが誠意を尽くせば見返り(4島返還)に良い影響があるに違いないと勝手に思い込み行動に移すのだ。これらの施設に要したお金すべてムダ金に終わった。今回の安倍総理とプーチン会談でも色々の経済発展、協力の話し合いが行われているが、日本側に無駄使いの一銭も出ないように祈るばかりです。
その宗男が月刊誌「文芸春秋12月号」に「二島返還だって大成功だよ」のタイトルのもとに8頁にわたって書いている。たかが前科者が書いたこんな文章、よく文芸春秋が載せたものだ。宗男の記事には参考になるものは何もない。二島(歯舞、色丹)の面積は、四島全体の7%に過ぎないのだ。私は、国民の一人として宗男にはっきり言ってやる。「宗男よ、前科者のくせに偉そうな口をきくな。」

今月15日にプーチンが山口県長門市にやってきます。私は安倍総理に無理してプーチンとは合意を取り決めないでいただきたいと思っています。その理由は:
1.ロシアという国、またプーチンと言う人間をまったく信用できない。
2.安倍総理はプーチンと15回も会談しているが、プーチンが北方領土を返すとはっきり言ったことがない。
3.最近のペルーの会談では北方領土での共同経済活動が話し合われ、実現すれば現地でのビジネスはロシア法が適用されるとプーチンは語った。
4.国後・択捉に最近ロシアは地対艦ミサイルを配備した(産経新聞11月23日)。日本の真剣な交渉態度に平手打ちをくわせたようなもの。
5.シナに経済援助したら、日本の強敵を作ってしまった。ロシアに経済援助したらまた日本の強敵を作ることになる。

ここで日本が必要なことは、政治評論家、西村慎吾氏の主張するように「臥薪嘗胆」の手段をとる事です。
1.日本は経済大国を続けるべきこと。
2.日本は必ず核兵器保有国になること。
日本はこの二つを持つ強国にならなければ、領土返還のような重要な問題は、「ならず者国家」、ロシアもシナも核兵器もない日本をまともに相手にしようともしません。日本の誠意など必要ありません。必要なのは核兵器です。ソ連崩壊時、日本は黙って、ボケーッとしながらただ眺めていただけ、北方四島を買い取ろうという提案さえしなかった。現在のロシアは、プーチンの独裁主義国家、プーチンこけたらロシア国内は混乱するでしょう。今は日本は「臥薪嘗胆」すべき時なのです。勇気をもって一日も早く核兵器所有国家になりましょう。




4 comments »

  1. 勇馬眞次郎 より:

    日露首脳会談がいよいよ始まりますが、このままでは恐らくプーチンに「引き分け」どころか「寄り切られ」、領土問題を棚上げした経済協力、つまり遣らずぶったくりの目に合うことが高い確度で予測されます。最大の被害者は納税者つまり現在の国民と未来永劫の子孫です。先程もこの鈴木宗男氏が厚顔にもフジテレビの番組で視聴者や国民を強くミスリードする発言を繰り返し無知な司会者、出演者の歓心を買っていました。外務省もこの鈴木氏も共に国益を損なう者として「成敗」しなければなりません。むかし南宋の宰相だった秦檜(しんかい)は今の中国でさえ奸臣として有名で売国奴の代名詞にもなっていますが、南宋も北方領土問題を抱えていました。秦檜は敵国の金に通じて愛国者の将軍・岳飛らを前線から呼び戻して殺害し、屈辱的講和を結び(紹興の和議)、毎年大量の銀と絹を貢ぐことを決め、揚子江の北にある淮河を国境線として固定しました。憂国の詩人陸游はこの秦檜の容喙で官吏登用試験(進士)の首席を秦檜の孫に奪われています。この秦檜のように本来蔑まれるべき人士が今日本国内で幅を利かせるのは、推測ですが、工作員が浸透しているためと思います。「誓約抑留者」だった故瀬島龍三のようなロシアや、さらには中国、北朝鮮のスパイが政財界、マスコミに存在する可能性は高く(戦前でさえ陸軍、海軍内にスパイが居たわけですから)、彼らを徹底的に摘発し排除しない限り、田母神俊雄氏や西尾幹二氏など日本の岳飛が割を食い、日本は戦後レジームから抜け出すことが出来ず、何時までも這いまわることになるのではないでしょうか。

  2. えんだんじ より:

    勇馬眞次郎さん
    秦檜の話ありがとうございます。私知りませんでした。勇馬さんの話には同感です。これからも
    私たちの苦労は続きますね。

  3. 勇馬眞次郎 より:

    安倍総理は今朝のNHKニュースで「領土問題は脇に置いて経済協力の話をする」と云った模様ですしプーチンは読売へのインタビューで「領土問題は日露間に存在しない」と云ったそうです。絶対に脇や横に置いてはならない、日本の最優先課題であり日本国民の悲願である領土問題をこの期に及んで脇に置くとは国民に対する裏切りではありませんか。鈴木さんはどう思われますか。いま解決できなければより有能で交渉のできる後世に任せばよく、プーチンにとり、核兵器を持たず自ら手足を縛りあげている張り子の虎の軍隊しか持たない日本は侮りの対象であり、利用する相手でしかなく、まともに領土の交渉をする気にならない、金だけ引き出してやれというのが本音でしょう。安倍政権はこの本音に対応する如何なる方策を立てているのか疑問です。武力奪取も視野に入れた交渉でなければ返還は実現出来ないというのが国際常識ではありませんか。この前科者鈴木氏の「2島返還論」は安倍総理の提灯持ちでさえなく道化に過ぎなかったことになります。南宋も金もやがて勃興した元に滅ぼされました。日露がこの憂き目に会わぬことを祈るのみです。

  4. えんだんじ より:

    勇馬眞次郎さん
    勇馬さんが書いた次の文章。
    「プーチンにとり、核兵器を持たず自ら手足を縛りあげている張り子の虎の軍隊しか持たない日本は侮りの対象であり、利用する相手でしかなく、まともに領土の交渉をする気にならない、金だけ引き出してやれというのが本音でしょう。」
    この考え方が日本国民にゆきあたっていないのが日本の弱点なのです。最重要な国際交渉する時は、自国の持てる最強の軍事力の持ってあたるべきなのに、自ら自制した軍事力と誠意で交渉しようとするのだ。バカ、アホ国家の見本です。

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